接待館遺跡
奥州市衣川区の南東部、衣川の北岸に位置します。
平成17年度の調査では、掘立柱建物、堀などが検出され、堀からは12世紀のかわらけが大量に出土しました。このことから、この遺跡が堀に囲まれた居館であること、堀の内側では儀式・儀礼がさかんに行われていたことが分かりました。
同じく衣川の北岸にならぶ六日市場(むいかいちば)・細田(ほそた)・衣の関道(ころものせきみち)遺跡(同衣川区)の調査とも合わせ、衣川の北側にも平泉の市街地が広がっていたことが明らかになりました。
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