岡田遺跡

いわて調査情報/2023年11月17日現在

DATA

※この遺跡の調査は終了いたしました。

遺跡名 岡田(おかだ)遺跡
所在地 岩手県北上市
事務所 080-2820-0196
調査期間 令和5年4月10日~11月30日
時代 縄文時代 平安時代
検出遺構 縄文時代 落とし穴
平安時代 竪穴住居
出土遺物 縄文時代 土器 石器
平安時代 土師器 須恵器
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写真1

平安時代の竪穴住居の写真です。写真2は写真1の竪穴住居のカマドの部分です。

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写真2

県内で見られる平安時代の竪穴住居は写真1や写真2のように住居の外側に煙を外へ出すために煙道(トンネル)と煙出しピットが作られるものがほとんどです。

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写真3

岡田遺跡では写真3・写真4のような竪穴住居が3棟見つかっています。

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写真4

こちらの住居は煙道がありません。カマドが作られた部分の壁が赤く変色しており、この部分から煙を外に出していたものと考えられます。このような煙道のない竪穴住居は関東地方で多く見つかっています。当時の東北地方以外との交流がうかがえる良好な資料となると考えられます。

                           (令和5年11月17日現在)

  

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10月21日(土)11時から現地説明会を実施しました。

雨予報でしたが、曇天の中で開始することができました。約70名の方々に平安時代の竪穴住居や縄文時代の落とし穴を見ていただくことができました。参加者の皆様、協力者の皆様ありがとうございました。

                                                                  (令和5年10月27日現在)

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テントより手前の三か所で、10月21日(土)に開催する現地説明会に向けて、平安時代の竪穴住居での作業を進めています。

当日は、これまでご紹介してきた縄文時代の落とし穴や平安時代の竪穴住居を現地で見ることができる最初で最後の機会となります。皆様の参加を心よりお待ちしております。

                                                           (令和5年10月11日現在)

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これまでご紹介してきた竪穴住居とは別の竪穴住居です。

床面近くまで削平されていましたが、完形に近い土器などが数か所にまとまって見つかりました。このことで、竪穴住居の年代を検討する資料を得ることができました。

                                                       (令和5年9月22日現在)

 

作業の工程ごとにご紹介してきた竪穴住居が概ね掘りあがりました。

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一辺3m程の竪穴住居で東側(写真上)にカマドが設置されています。作業員さんに入ってもらいましたが、4名だと十分な広さになります。

                            (令和5年9月8日現在)

 

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前回ご紹介した竪穴住居のカマド部分に寄った写真です。

竪穴住居の深さがあるため、カマドの残りが比較的良好で、カマドの袖も確認できました。今後、写真撮影や断面図の作成を進めていきます。                                                                                                                  (令和5年8月23日現在)

竪穴住居の精査が進みました。

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どのように埋まっていったのか確認するために、ベルトを残して掘り下げを行っています。この後、断面図を作成して、ベルト部分の掘り下げを行っていきます。
                           (令和5年8月10日現在)

前回ご紹介した遺構の精査が進みました。

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想定していた通り、平安時代の竪穴住居となりそうです。作業員の中には竪穴住居を掘ったことがない人が多いため、実際の遺構の前で、作業手順などの確認を含めた研修をしながら、調査を進めています。

                                                    (令和5年7月21日現在)

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写真中央の黒いプランは平安時代の竪穴住居と考えている遺構です。
今後、この遺構の精査を行っていきます。どのような遺物が見つかるでしょうか。今後の精査に期待です。

                                                    (令和5年7月7日現在)

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写真は円形の落とし穴です。

前回ご紹介した溝形のものとは平面形状が違うだけではなく、底面に1個から複数個の穴が確認できる違いもあります。今年度はこの円形の落とし穴が多く見つかっています。

                                                              (令和5年6月23日現在)

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長辺約3.5mの溝形の落とし穴です。
昨年度に引き続き、今年度の調査区でも確認されています。底面が非常に狭く、人が立つのもやっとのものや人が立てる位の幅があるものなど多様な形のものがあります。

                                                   (令和5年6月8日現在)

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プレハブの2階から調査区の一部を撮影したものです。
黄色い地面に黒い遺構が点在しているのがわかります。これらはすべて縄文時代の落とし穴です。円形のものや溝形のものが見つかっています。

                            (令和5年5月25日現在)

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遺構の精査を開始しました。黒く見えるのが縄文時代の遺構です。
昨年度と同じように円形基調の落とし穴状遺構が分布するものと考えられます。

                                                           (令和5年5月11日現在)

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写真手前は検出作業が終わったところで、黒く溝状に見えるのが縄文時代の落とし穴です。2基が並んで見つかっています。
                           (令和5年4月27日現在)

 

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4月10日より調査を開始しました。

写真は遺構の有無や土の堆積状況を確認するため、試掘を行っているところです。

                                                 (令和5年4月14日現在)

※このホームページは公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターが、調査した遺跡の情報を提供しています。 掲載されている情報の無断転載はできません。

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