作屋敷遺跡

いわて調査情報/2023年12月25日現在

DATA

※この遺跡の調査は終了いたしました。

遺跡名 作屋敷(さくやしき)遺跡
所在地 岩手県奥州市胆沢南都田字独光163ほか
事務所 080-2819-7363
調査期間 令和5年10月16日~12月21日
時代 平安時代・中世
検出遺構 中近世 掘立柱建物・土坑・井戸・池状遺構・柱穴
出土遺物 平安 土師器・須恵器
中世 陶磁器・砥石・銭貨・釘・鋳物・柱根
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12月21日に調査を終了しました。
調査の終わりに、写真測量のためラジコンヘリで上空から撮影を行いました。前週からクリーニングしていましたが、週末の大雨からの降雪により遺構が雪に埋もれたため除雪からスタートです。

1221-3light調査区直上全景(上が北)

調査区を真上から撮影した写真です(上が北)。
西側から北側にかけてと南側に柱穴が見つかり、掘立柱建物12棟が確認できました。他にも井戸や池状遺構、建物群を巡る溝が見つかり、出土遺物の年代から15世紀代の居館と考えられます。

1221-2light調査区遠景(北東から)

調査区遠景 北東上空から

            
今後の整理作業でより詳しく遺構・遺物を調べて、遺跡の特徴を明らかにしたいと思います。

                                                      (令和5年12月21日現在)

10月16日から調査を開始しました。

1023sakuyashikilight

現在は、表土剥ぎと遺構検出を行っています。柱穴を多数確認しており、並んで見つかっていることからいくつかの建物を構成する柱穴と考えられます。
                                                       (令和5年10月20日現在)

※このホームページは公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターが、調査した遺跡の情報を提供しています。 掲載されている情報の無断転載はできません。

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