中林下遺跡
いわて調査情報/2023年11月10日現在
DATA
※この遺跡の調査は終了いたしました。
遺跡名 | 中林下(なかばやしした)遺跡 |
所在地 | 岩手県奥州市水沢真城字中林下94-1ほか |
事務所 | 080-2806-8123 |
調査期間 | 令和5年9月4日~10月31日 |
時代 | 平安時代、中世~近世 |
検出遺構 | 平安時代(9~10世紀)竪穴建物・土坑 12世紀 溝 中世 溝・土坑・墓壙 平安時代~近世 柱穴・掘立柱建物・柵列 |
出土遺物 | 土師器・須恵器、青磁・白磁・渥美産陶器、鉄製品、永楽通宝、木製品 |
先月ご紹介した12世紀の陶磁器が出土した溝(手前左)を中世の陶磁器が出土した溝(手前右)が壊して交差している様子が確認できました。どちらも区画用の溝と考えられます。
また、調査区全体の航空写真撮影を行い、10月31日に調査を終了しました。
(令和5年11月8日現在)
調査区の南側を中心に作業を進めています。
写真のように交差している溝が見つかっており、手前の溝では12世紀の陶磁器、奥の溝では中世の陶磁器が出土しています。
(令和5年10月13日現在)
9月4日から調査を開始しました。
一般国道4号水沢東バイパス建設工事に伴う発掘調査で、調査区は現在の国道4号線に隣接しています。
(令和5年9月13日現在)
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