大谷地Ⅲ遺跡

いわて調査情報/2021年10月29日現在

DATA

※この遺跡の調査は終了いたしました。

遺跡名 大谷地(おおやち)Ⅲ遺跡
所在地 岩手県花巻市諏訪・大谷地地内
事務所 090-5186-5839
調査期間 令和3年4月8日~10月15日
時代 縄文時代・古代
検出遺構 竪穴建物、掘立柱建物、土坑、溝、円形周溝、焼成遺構、落とし穴、埋設土器
出土遺物 土師器甕、赤彩球胴甕、土師器坏、土玉、黒曜石製剥片、石匙
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写真① 遠景

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写真② 調査区直上

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写真③ 調査区中央部拡大

10月1日に空撮を行いました。6月24日に掲載した大形住居跡を囲む溝は環状に巡っていることが分かりました。発掘調査は10月15日に終了しました。
(令和3年10月20日現在)

写真①縮小写真②縮小

西側調査区では土器の焼成遺構が13基見つかりました。写真の焼成遺構からは赤く塗られた壺形の土師器「赤彩球胴甕」が出土しています。(令和3年9月16日現在)

大谷地0726

前回ご紹介した溝で囲まれた竪穴建物地点西側の表土掘削・遺構検出を始めました。調査区西側では、白線で囲ったように掘立柱建物跡を検出しました(写真手前)。他にはどのような遺構があるのか、楽しみです。
(令和3年7月26日現在)

大谷地0624縮小文字入

前回掲載した奈良時代の大形住居跡は、溝で囲まれていることが分かりました。しゃがんでいる人たちが入っている窪みが溝です。溝は矢印で示した北西部に出入口がありました。この住居跡は重要な施設で、外と区画する必要があったのでしょうか。7月から、写真右側の調査区の表土掘削を行う予定です。
(令和3年6月24日現在)

大谷地0514-1縮小文字入大谷地0514-2縮小

奈良時代の住居跡が見つかりました。床面積が約40㎡もある大きな住居跡です。北壁の中央にカマドが作られています。カマドの東側から土器が出土しました。
(令和3年5月14日現在)

4月8日から調査を開始しました。まず試掘をして、表土の深さや遺構がどの層から見つかるかなど、確認を行っています。 来週から、重機による表土掘削を行う予定です。 (令和3年4月16日現在)

4月8日から調査を開始しました。まず試掘をして、表土の深さや遺構がどの層から見つかるかなど、確認を行っています。来週から、重機による表土掘削を行う予定です。
(令和3年4月16日現在)

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