サンニヤⅢ遺跡

東日本大震災関連発掘調査

いわて調査情報/2017年11月8日現在

DATA

※この遺跡の調査は終了いたしました。

遺跡名 サンニヤⅢ(さんにや3)遺跡
所在地 岩手県洋野町種市第25地割地内
事務所 080-2820-0699
調査期間 平成29年4月7日~8月31、10月16日~11月30日
時代 縄文、弥生、古代
検出遺構 縄文時代 陥し穴状遺構 、土坑
出土遺物 縄文時代 土器、石器
弥生時代 土器
古代   土器
中近世  陶器

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11月2日体験学習会を開催しました。洋野町立種市中学校の一年生約50名が遺跡を訪れ、地層や遺構について解説したほか、遺構の検出作業などを体験してもらいました。
(平成29年11日7日現在)

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深さ約1.6m、長軸約2.3m、底面が張り出す陥し穴状遺構の長軸の断面形です。
(平成29年7月5日現在)

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副穴の断面写真です。深いものだと、底面から30㎝以上の深さまで逆茂木が差し込まれていたことが分かります。
(平成29年6月15日現在)

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円形の陥し穴の完掘状況です。底面に見える小さな黒いシミは副穴で、逆茂木(さかもぎ)(獲物が逃げられないように底面に木の枝等を差し込んだもの)の跡と考えられます。
(平成29年6月13日現在) 

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円形の陥し穴の断面です。埋土の最上位には、白っぽい火山灰(約5500年前に降下したもの)が堆積しており、それより古い時期に作られた遺構であることが分かります。
(平成29年6月12日現在) 

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電子平板という機器を使って、遺構の測量を行っています。
(平成29年5月2日現在)

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陥し穴の断面図を作成しています。
(平成29年4月26日現在)

 

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陥し穴(細長い溝状の深い穴)の作業風景です。人の背丈ほどの深さまで掘ってようやく底が見えてきました。
(平成29年4月24日現在)

 

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遺構を掘り始めました。ようやく発掘調査の現場らしい風景になってきました。
(平成29年4月21日現在)

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白っぽい火山灰を含む円形の穴を確認しました。どんな遺構になるのでしょうか。
(平成29年4月20日現在)

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磨製石斧が出土しました。
(平成29年4月19日現在)

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表土除去した後、遺構を探す作業を行っています。ジョレンで地面をきれいに削っていきます。遺構と考えられる場所には周りの褐色の土と異なる黒い土が堆積しています。
(平成29年4月18日現在)

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重機(バックホー)による表土除去を開始しました。
(平成29年4月12日現在)

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人力によるトレンチ掘削(試し掘り)を行っています。表土の厚さ、遺構・遺物の分布を確認するための作業です。
(平成29年4月11日現在)

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資材を積んだトラックが現場に到着しました。いよいよ今年度の発掘調査が始まります。
(平成29年4月7日現在)

 

 

 

 

※このホームページは公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターが、調査した遺跡の情報を提供しています。 掲載されている情報の無断転載はできません。

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