田鎖車堂前遺跡
東日本大震災関連発掘調査
いわて調査情報/2016年10月11日現在
DATA
※この遺跡の調査は終了いたしました。
遺跡名 | 田鎖車堂前(たくさりくるまどうまえ)遺跡 |
所在地 | 岩手県宮古市田鎖第11地割46-2ほか |
事務所 | 080-1668-0398 |
調査期間 | 平成28年4月8日~11月30日(予定) |
時代 | 縄文、弥生、奈良・平安、中・近世 |
検出遺構 | 縄文時代:竪穴住居跡、貯蔵穴 平安時代:竪穴住居跡、土坑、堀、溝 中・近世:掘立柱建物 |
出土遺物 | 縄文時代:土器、石器 平安時代:土師器、須恵器、かわらけ、青磁、白磁、陶器 中・近世:陶磁器 |
8月、9月は台風や大雨に悩まされましたが、「掘」の調査も進展しました。この大規模な堀を埋めている土を断面で観察すると、少なくても1度は改修がなされていること、土手状の土塁が脇に存在したことが想定されます。
(平成28年10月7日現在)
「堀」の調査をおこなっている様子です。調査といっても、深さ約2mの堀を埋めている土を人力で掘り上げています。体力勝負の肉体労働が続いています。
(平成28年7月28日現在)
昨年度に続き平泉と同時代の「掘」が見つかっています。写真のように調査を進めると調査区西側で堀が見えてきました。
(平成28年7月7日現在)
平安時代初め頃の壺がみつかりました。口から頸の部分が故意に壊された後、意図的に埋められたようです。
(平成28年5月26日現在)
今年度の調査を開始しました。一昨年度検出した暗きょの続きを追跡中でです。カーブしていますが、木を組み合わせた木樋は健在です。
(平成28年4月21日現在)
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