西平内Ⅰ遺跡

東日本大震災関連発掘調査

いわて調査情報/2015年9月7日現在

DATA

※この遺跡の調査は終了いたしました。

遺跡名 西平内Ⅰ(にしひらない1)遺跡
所在地 岩手県九戸郡洋野町種市第37地割地内
事務所 080-2806-8117
調査期間 平成26年4月20日~10月2日
時代 縄文時代後期初頭~前葉
検出遺構 縄文時代:配石遺構(配石墓群など)、土坑等
出土遺物 縄文時代後期初頭~前葉:土器、石器、土製品、石製品

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9月2日(水)に行われた現地公開の一コマです。
若干雨に見舞われましたが、80名ほどの方々に遺跡の状況をご覧いただきました。
ご来跡いただき、誠にありがとうございました。まだ、調査は続きます。
(平成27年9月4日現在)

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作業員さんが入った写真は、二重構造をなす配石遺構群内側の弧状の石列、もうひとつは、その外側を取り巻く配石墓群です。配石墓個々の調査を進めていますが、これらをお墓とする決定的な証拠はまだ見つかっていません。
9月2日(水)13:00~15:00に現地を公開します。ふるってご参加ください。
(平成27年8月17日現在)

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祈りの空間である配石遺構をもつこの遺跡にふさわしい遺物を紹介しましょう。
内帯の内側から出土した石棒とか石剣と呼ばれる遺物です。長さは22cmほどありますが、片側は欠損しています。呪術的な意味合いを有する道具と言われていますが、果たしてどのような使われ方をしていたのでしょうか。
(平成27年7月24日現在)

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配石墓の石を上側からひとつひとつ取り除き、その都度断面図に付け足す作業をしています。複数の配石墓を精査しましたが、石の下に土坑をもつものとそうでないものがあるようです。
今のところ、人骨や副葬品は見当たりません。
(平成27年7月10日現在)

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霧に煙る配石遺構群を西から撮影しました。
遺跡の西側に聳える山側からの撮影は初めての試みですが、
これもまた良い感じの仕上がりでした。
(平成27年6月19日現在)

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5月11日から木の根を取り除く作業をしています。
乾いて堅くなった根の裁断はチェーンソーを使っても時間がかかる作業ですが、少しずつ根の下の状況が露わになってきています。
(平成27年5月15日現在)

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 今年度の調査は20日(月)から開始の運びとなりました。
昨年11月末の現場引き上げ時には、ブルーシートで調査区全体を被覆しましたが、今年の調査はこれらの撤去から始めています。
 さて、今年の成果やいかに・・・・・
(平成27年4月30日現在)

※このホームページは公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターが、調査した遺跡の情報を提供しています。 掲載されている情報の無断転載はできません。

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