公益財団法人　岩手県文化振興事業団　埋蔵文化財センター

東日本大震災関連発掘調査

いわて調査情報／2015年12月14日現在

DATA

※この遺跡の調査は終了いたしました。

遺跡名	高根（こうね）遺跡
所在地	岩手県宮古市山口第11地割71ほか
事務所	0193-65-8088
調査期間	平成27年４月17日～12月11日
時代	縄文
検出遺構	縄文時代：竪穴住居跡、土坑、遺物包含層 古　　代　：製鉄炉跡
出土遺物	縄文時代：土器、石器、斧状土製品 古　　代　：鉄滓、羽口

平成27年度の高根遺跡の調査を終了しました。
写真は調査区北側の尾根で見つかったフラスコ状土坑です。作業員と調査員全員が入っています。
（平成27年12月8日現在）

昨年度から引き続き調査している包含層の１つです。遺物包含層の上と下から計６棟の縄文時代の住居が見つかりました。現在残り１棟を調査中です。
（平成27年10月１日現在）

本年度調査区の尾根上の一部です。直径２m～2.5mの土坑を170基程調査しています。
（平成27年８月26日現在）

写真は調査区の全景です。
現在は頂上付近と調査区入口付近で作業をしています。
頂上付近の土坑から土器が多く出土しています。
（平成27年7月17日現在）

遺構が高密度で分布しており、土坑の検出数が200を超えました。
検出が必要な面積は残りわずかですが、遺構数はまだ増える見込みです。
（平成27年6月25日現在）

検出が着々と進んでいます。白い線で囲まれた部分が遺構になる可能性があります。
これからもっと遺構数は増えていくものと思われます。
（平成27年5月28日現在）

今年度新たに増えた範囲の試掘と検出も進めています。
上まで登るだけでいい運動になる傾斜です。
（平成27年5月19日現在）

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