伽羅之御所跡

いわて調査情報/2013年5月30日現在

DATA

※この遺跡の調査は終了いたしました。

遺跡名 伽羅之御所(きゃらのごしょ)跡
所在地 岩手県西磐井郡平泉町平泉字伽羅楽地内
事務所 0191-46-3505
調査期間 平成25年4月10日~6月6日(予定)
時代 平安時代
検出遺構 堀跡、柵列、土坑、溝跡、柱穴
出土遺物 かわらけ、国産陶器、中国産磁器
伽羅之御所跡01

4月10日(水)から伽羅之御所跡遺跡の発掘調査を進めています。鎌倉時代の歴史書『吾妻鏡』に登場する『伽羅御所』は三代秀衡の常の居所と記されています。今回、堀跡が見つかったことで、伽羅御所は堀で取り囲まれていたことが分かりました。堀からは12世紀後半の陶器やかわらけが出土しており、秀衡・泰衡期に使われていたことも確かめられました。
「伽羅御所」は東西約180m、南北約100mの範囲と推定されます。写真は堀跡を途中まで掘り下げた状況で、実際は1.4mの深さがありました。
(平成25年5月28日現在)

※このホームページは公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターが、調査した遺跡の情報を提供しています。 掲載されている情報の無断転載はできません。

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