岡田遺跡
いわて調査情報/2024年11月19日現在
DATA
遺跡名 | 岡田(おかだ)遺跡 |
所在地 | 岩手県北上市村崎野12地割地内 |
事務所 | 080-2820-0196 |
調査期間 | 令和6年4月8日~11月30日(予定) |
時代 | 縄文時代 平安時代 江戸時代 |
検出遺構 | 縄文時代 落とし穴 土坑 江戸時代 掘立柱建物 井戸 |
出土遺物 | 旧石器時代 石器 縄文時代 土器 石器 平安時代 土師器 |
調査もいよいよ終盤です。
この日は現場の作業員を対象とした説明会を実施しました。
(令和6年11月19日現在)
今回も溝形の落とし穴をご紹介します。
以前ご紹介した溝形の落とし穴と比べると、短辺の幅が広く、写真のように、人が中に入っても、余裕をもって立つことができます。
このように同じ溝形の落とし穴であっても、色々な形があります。
(令和6年10月18日現在)
9月17日・18日の二日間にわたって、遺跡の近くに所在する飯豊小学校の全児童が見学に訪れました。
写真は9月18日午前中の様子で、1・2年生が遺跡の担当者から説明を聞いています。
当センターでは遺跡の状況に応じて、今回のような遺跡の見学も行っています。
(令和6年9月19日現在)
岡田遺跡では、色々な形の落とし穴が見つかっていますが、今回は溝形のものをご紹介します。
写真は長辺約3m、短辺0.5m、深さ0.9mの落とし穴です。令和4年度から開始した発掘調査で最も多く見つかっている落とし穴の形です。
遺跡範囲の西側を対象とする今年度の発掘調査では、この形の落とし穴の割合が少なくなっています。
(令和6年8月29日現在)
円形の落とし穴と考えている遺構の写真です。
2m前後(写真上)と1m前後(写真下)の2種類の大きさのものがあります。同じ方にモデルになってもらったので、大きさの違いが分かって頂けるかと思います。
どちらにも底面の中央付近に逆茂木を固定したと考えられる小ピットが確認できます。
(令和6年7月23日現在)
今月から遺構の精査を開始しました。
写真は、調査区の南西に位置する区域で見つかった大形の土坑を半分掘っている状況になります。
写真のような遺構は半分掘って、埋まった土がどのような堆積をしているか確認しながら進めていきます。
(令和6年7月12日現在)
前回と同じエリアで見つかった建物です。柱跡の横に作業員に立ってもらいました。
いつの時代のものかわかりませんが、調査が進んでわかり次第お伝えしたいと考えています。
(令和6年6月27日現在)
先月までご紹介した場所とは別の地点の写真です。
引き続き、検出作業を行っています。写真中央には溝形の落とし穴が見つかっています。
(令和6年6月4日現在)
これまで、縄文時代の落とし穴や土坑と思われる遺構がいくつか見つかっています。
写真では、二つ並んだ黒い部分が遺構です。他にも細長い溝状の落とし穴も確認できています。
(令和6年5月17日現在)
岡田遺跡は今年で3年目です。
今年度は、さらに西側56,500㎡が調査範囲となります。
写真は、重機で表土除去を行った場所の遺構検出作業をしている様子です。
(令和6年4月16日現在)
岡田遺跡は今年度も調査範囲がとても広いため、表土を取り除くだけでも大変です。連日4台の重機をフル稼働させて表土除去作業にあたっています。
(令和6年4月24日現在)
※このホームページは公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターが、調査した遺跡の情報を提供しています。 掲載されている情報の無断転載はできません。