二子城跡 (企業局)

いわて調査情報/2019年8月8日現在

DATA

※この遺跡の調査は終了いたしました。

遺跡名 二子城(ふたごじょう)跡
所在地 岩手県北上市二子町坊館地内
事務所 0197-62-6891
調査期間 平成31年4月4日~7月31日
時代 縄文、中世以降
検出遺構 縄文時代 竪穴住居、土坑、落とし穴、焼土、土器埋設遺構、粘土採掘坑
中世時代以降 溝跡、柱穴状ピット
出土遺物 縄文時代 土器、石器
中世~近世 磁器、陶器
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 7月22日に空撮を行い、7月31日で調査を終了しました。調査区では、縄文時代の落とし穴、住居や土坑群が確認されました。ここでは、狩猟を行う場として利用され、集落も営まれていたことが分かりました。
二子城存続期の時期が明確な遺構は確認されませんでした。
写真1・2は、フラスコ状の貯蔵穴を掘っている様子です。埋土からは縄文時代晩期の土器が完形で出土しました。
写真3は、調査区を北側の上空から撮影した様子です。
写真4は、調査区を中心に北東側の上空から撮影したもので、写真の右側中央付近には、現在調査中の成田岩田堂館跡の一部が確認できます。

(令和元年7月31日現在)

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調査が進み、竪穴建物や多数の縄文時代の陥し穴、土坑等が見つかりました。二子城関連の遺構や遺物は確認されていません。
写真1・2は、円形状の陥し穴を掘っている様子です。
写真3は、作業している風景です。掘立柱建物跡のように見える柱穴群は、昭和期の植栽の跡です。
(令和元年6月27日現在)

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今年度の調査が始まりました。
写真は、遺構や遺物の存在を確認するための試掘トレンチを掘る作業の様子です。
(平成31年4月10日現在)

※このホームページは公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターが、調査した遺跡の情報を提供しています。 掲載されている情報の無断転載はできません。

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