公益財団法人　岩手県文化振興事業団　埋蔵文化財センター

いわて調査情報／2018年8月31日現在

DATA

※この遺跡の調査は終了いたしました。

遺跡名	祇園(ぎおん)Ⅰ遺跡
所在地	岩手県西磐井郡平泉町平泉字祇園194-1ほか
事務所	080-2806-8122
調査期間	平成30年6月1日～8月21日(予定)
時代	縄文　中世　近世
検出遺構	中世　溝　柱穴 時期不明　土坑
出土遺物	縄文時代　土器　石器 中世　　　かわらけ 近世　　　陶磁器

　8月21日に調査が終了しました。今回の調査では溝が５カ所、落とし穴２カ所、柱穴23カ所が確認されました。遺物は主にかわらけ・陶磁器等が出土しました。現場から程近くに中尊寺などがあることから、これらの遺物も藤原氏の時代のものと見られます。　　　　　　　　　　
（平成30年8月28日現在）

　写真は溝跡の精査作業の様子です。右側が近～現代、左側が12世紀ごろのものと見られます。
　（平成30年7月20日現在）

　重機で表土を取り除いた後に人力で遺構や遺物が無いか精査を行った結果、調査区南東部で12世紀頃と見られる溝跡や遺物が見つかりました。
（平成30年6月20日現在）

　6月1日より調査を開始しました。現場は水田に囲まれ、写真奥には東北自動車道が通っています。表土から近世の磁器が出土しています。
（平成30年6月4日現在）

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