田鎖館跡
東日本大震災関連発掘調査
いわて調査情報/2016年10月4日現在
DATA
※この遺跡の調査は終了いたしました。
遺跡名 | 田鎖館(たくさりだて)跡 |
所在地 | 岩手県宮古市田鎖第11地割ほか |
事務所 | 080-8215-1710 |
調査期間 | 平成28年4月8日~9月29日 |
時代 | 縄文、奈良・平安、中近世 |
検出遺構 | 奈良・平安時代:竪穴住居跡 中近世:墓壙 |
出土遺物 | 縄文時代:土器、石器 奈良・平安時代:鉄製品、須恵器 |
9月29日で今回の発掘調査を終了しました。写真は遺跡のもっとも高い地点から東を写したもので、中央には竪穴住居跡がみえます。今回の調査では60棟あまりの竪穴住居跡などがみつかりました。今後の整理作業で遺跡の性格を探っていきたいと思います。
(平成28年9月29日現在)
平安時代に使われていたと思われる鉸具(かこ)が出土しました。現代ではベルトのバックル部分にあたります。
(平成28年7月15日現在)
中腹の遺構から刀子が出土しました。これ以外にも鉄製品や鉄滓が出土しています。
(平成28年6月27日)
カマドを持つ住居跡です。何棟か重複している場所もあります。
(平成28年6月8日)
遺構検出と、重機を使って表土の除去を行っています。奥で作業しているのは田鎖車堂前遺跡のみなさんです。
(平成28年5月16日現在)
4月8日より調査を開始しました。調査区頂上付近で検出した遺構を掘り下げています。
(平成28年5月11日現在)
※このホームページは公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターが、調査した遺跡の情報を提供しています。 掲載されている情報の無断転載はできません。