高根遺跡
東日本大震災関連発掘調査
いわて調査情報/2016年7月6日現在
DATA
※この遺跡の調査は終了いたしました。
遺跡名 | 高根(こうね)遺跡 |
所在地 | 岩手県宮古市山口第11地割71ほか |
事務所 | 0193-65-8081 |
調査期間 | 平成28年4月7日~10月31日 |
時代 | 縄文 |
検出遺構 | 縄文時代:竪穴住居跡、フラスコ状土坑、遺物包含層 時期不明:製鉄炉 |
出土遺物 | 縄文時代:土器、石器、斧状土製品 時期不明:鉄滓、羽口 |
フラスコ状土坑の断面写真です。今年は150基程みつかっています。昨年、一昨年のものと合わせると約500基になります。
(平成28年7月4日)
写真は出土した石棒です。擦って窪ませた箇所が見られます。高根遺跡では、同じような加工がされた石棒が何本か出土しています。
(平成28年6月9日)
調査区西側の急斜面から緩斜面へと変わる地形の変換点に2基の製鉄炉を検出しました。写真は片方の製鉄炉を半分掘り下げた状態です。炭の層や赤く焼けた焼土の層が確認できます。
(平成28年5月17日現在)
4月6日から今年の高根遺跡の調査が始まりました。写真は、斜面地の住居を発掘しているとことろです。
(平成28年4月21日現在)
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