イベントレポート
乙部野Ⅱ遺跡 現地説明会レポート
平成27年11月15日(日)午後1:00から、宮古市田老の乙部野Ⅱ遺跡(おとべの2いせき)で現地説明会を開催しました。当日はあいにくの雨模様でしたが、強く降ることもなく、無事に終了することができました。参加された45名の皆様、ありがとうございました!
乙部野Ⅱ遺跡は三陸沿岸道路の建設に関連して行われる、復興関連発掘調査遺跡です。主に縄文時代後期の住居跡が確認されています。また、貯蔵穴や大規模な捨て場が見つかっています。
地元からチラシを見て見学にいらした方は、「すばらしい住居跡でした。貯蔵穴もはっきり残っていましたが、地面が硬いとの説明があり、この時代の人はこんな大きな穴を掘ったのがすごいと思った。また、十和田が噴火した火山灰がここまで来ていたとは驚きです。」と話していました。
・当日の資料はこちらから。
2015年11月18日掲載
※このホームページは公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターが、調査した遺跡の情報を提供しています。 掲載されている情報の無断転載はできません。