イベントレポート
岩手県文化振興事業団プレゼンツ -第36回埋蔵文化財展-レポート
平成27年10月30日(金)~11月1日(日)までの3日間にわたり、九戸村公民館で『平成27年度岩手県文化振興事業団プレゼンツ -文化・芸術が集うときin九戸村-』が開催されました。これは公益財団法人岩手県文化振興事業団主催のイベントで、県立博物館・県民会館・県立美術館と、当センターの4事業所が一体となって毎年行われており、当センターは『第36回埋蔵文化財展 -九戸村を掘る!-』と題して九戸村内の遺跡から出土した遺物や遺構の写真を展示しました。
今年は第29回九戸村産業・芸術文化まつりと共同開催ということもあり、非常に多くの方にご来場いただきました。また、11月1日(日)には展示物の解説会を開催しました。たくさんの方に、九戸村にはこんな素晴らしい歴史・文化があったということを見て・知っていただき幸いです。
来年の会場はどちらの市町村になるのでしょうか?
皆様、ぜひまたお越しください!
初日の朝に、オープニングセレモニーが行われました。これから九戸村産業・文化芸術まつりと、岩手県文化振興事業団プレゼンツのスタートです!
展示場は初日から、来場者でにぎわっていました。昭和の終わり頃に、東北自動車道に関わる発掘調査をお手伝いしてくれた方もいらして、当時を懐かしんでいました。
開催期間中には、子供たちもたくさん来てくれました!地元の歴史にふれて、勉強になったかな? 中には数回来てくれた子もいました!興味を持ってくれて、嬉しいですね♪
岩手県のゆるキャラ、こくっちもお目見え♪当センターの調査員と、ツーショット撮影しました! この後、こくっちも展示物を見学して行ってくれました。
当センターキャラクターのしだないさん。顔写真パネルになっていて、イベントには必ずいるのですが、今回も人気でした!良い写真が撮れたかな?
熱心に質問しているね!なにを聞いているのかな?昔の人のくらしは、今と違って便利じゃないから、どんな道具を使っていたのか、何を食べていたのか・・・など知りたいことがいっぱいだね。
11月1日は展示解説会を行いました。皆さん、地元の遺跡について興味深々に聞いていました。解説を全部聞くと約1時間でしたが、長時間のご清聴ありがとうございました!
展示物より、石帯(せきたい)です。京の役人が腰のベルトに着けていて、位を表すものでした。 九戸村も京となんらかのつながりがあった証拠です。
2015年11月9日掲載
※このホームページは公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターが、調査した遺跡の情報を提供しています。 掲載されている情報の無断転載はできません。