平成27年度調査
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南鹿糠Ⅰ遺跡
東日本大震災関連発掘調査
いわて調査情報/2015年6月12日現在
DATA
※この遺跡の調査は終了いたしました。
遺跡名 | 南鹿糠Ⅰ(みなみかぬか1)遺跡 |
所在地 | 岩手県九戸郡洋野町種市第16・17地割内 |
事務所 | 0194-75-4678 |
調査期間 | 平成27年4月17日~6月12日 |
時代 | 縄文時代 |
検出遺構 | 竪穴住居跡、陥し穴 |
出土遺物 | 縄文土器、磨石、磨製石斧、石匙 |
この遺跡の主な遺構は縄文時代前期の竪穴住居跡と陥し穴です。
長い時間の流れの中で、集落や狩り場としてこの土地が利用されたことが分かりました。
本日で調査終了となりました。
(平成27年6月12日現在)
竪穴住居跡が2棟並んで確認(だ円形の輪が2つ見える)されました。
写真はその様子です。右側から2番目の作業員の位置が境界付近になります。
手前の住居が奥の住居の床の一部を壊しています。
手前の住居は奥の住居より新しいことが分かります。
(平成27年6月9日現在)
縄文時代前期のものと思われる竪穴住居を掘っている様子です。
床面には台石がみられ、壁はしっかりと立ち上がります。
埋土からは石器を作るときに出た石の破片もたくさん出土しました。
(平成27年5月28日現在)
写真は5月15日の写真右側に見えている穴を写したものです。
深さは約240cmもあります。前回紹介したものと形状が違いますが、陥し穴のようです。
(平成27年5月21日現在)
5月1日の写真の黒いシミを調査しました。
2本とも幅約30cm、長さ約380cm、深さ約160cmの細長い穴でした。
これは縄文時代の陥し穴です。どんな動物を狙っていたのか想像が膨らみます。
(平成27年5月15日現在)
写真は表土を取り除いた地面の様子です。黒い長楕円形のシミが2つ確認できます。いったいこれは何なのでしょうか。
(平成27年5月1日現在)
本格的に調査を始めました。写真は南東から撮影した調査区全景です。
どのような遺跡かこれからが楽しみです。
(平成27年4月24日現在)
※このホームページは公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターが、調査した遺跡の情報を提供しています。 掲載されている情報の無断転載はできません。